毎年世界のどこかで行われるメッセンジャーの世界大会、サイクルメッセンジャーワールドチャンピオンシップ(CMWC)が2009年に東京で行われた。
この写真はそのエントリー用のIDの写真の撮影を頼まれた時に何枚か別に撮らせてもらった時のもの。このときの大会は東京で開催ということで世界中からたくさんのメッセンジャー達が参加した。毎日外で太陽の光や雨や風を受けて仕事をする彼らの顔には、年輪というかその人の人間性が刻み込まれている気がする。職人さんの手が美しい様に、メッセンジャーの顔からは毎日のデリバリーによって作り出される何かが醸し出されているような気がする。
メッセンジャーのコミュニティのつながりは強い。もしどこかの国に一人で旅行に行くとしてもそこにメッセンジャーのコミュニティがあれば、誰かがお家に泊めてくれたり、その街のスポットに案内してくれたりする。自転車に乗って毎日荷物を運ぶというたったひとつの共通が、人と人を結ぶ役割を担っている。
老若男女、人種の壁のない仕事って世界中探してもなかなかない。そんなメッセンジャー独特の壁のない世界に惹かれる。それぞれの個性が全面的に前に押し出されたパーソナリティー、そこには毎日プライドを持って仕事をする彼らの生き様が映し出されている。
Pai