パッケージとしてのCDの販売不振や量販店の閉店など、音楽の流通を巡ってはネガティブなニュースが後を絶たない。しかし決して、音楽そのものを聴く、楽しむという行為の絶対量が落ちている訳ではない。
時代に先駆け、90年代にLAで立ち上がったネットラジオ『dublab』は、こうした音楽を取り巻く現在の環境を予見していたのかもしれない。中心メンバーのフロスティは、Carlos NinoやNobodyといったDJ/アーティストを中核に据えながらも、単なるネットラジオに留まらずサウンド・インスタレーションやワークショップ、映像作品などを取り入れながら、ローカル及びグローバルな揺るぎないコミュニティーを作り上げた。NPO化し、運営資金の多くを寄付によって成り立たせているdublabの在り方は、今後音楽が持続的に生み出され、楽しまれてゆくためのひとつのモデルケースに成り得るものだ。
dublabクリエイティブ・コモンズが行ったオンラインのエキシビションを、東京と札幌の持ち込んだイベント『INTO INFINITY』は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンンスによって、音楽とアートを幅広く楽しんでもらうための試みとして、多くのアーティストが参加した。
アーティストと鑑賞者が双方向から“作品を持続的に生み出すこと”と“作品をシェアすること”を楽しみながら考えるこうした機会は見事に機能し、今後の展開への期待感を残した。
★TOKYO
corde and dublab present Polyphony supported by Creative Commons Japan
2010.10.14 (thu)@ Daikanyama M (03-6416-1739)
open / start 19:00(~26:00)
entrace 2,500yen / 2,000yen(with flyer) / 1,500yen(10/15のTurn On The Sunlight@UNITの前売券持参の方)
★SAPPORO
yorma and dublab present Polyphonik North supported by Creative Commons Japan
2010.10.17(sun)@ SAPPORO ban.K ski area center lodge
open 12:00~24:00 adv 3,000yen ,day 4,000yen (ただし、先着100名無料)