スポーツの可能性。為末大とアスリートソサエティ 
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震災後、「何ができるか」を自身に問い、いち早く動いた一人が陸上競技選手の為末大だった。その動きは自身が代表を務める"アスリートソサエティ"にも広がっていく。アスリートが、スポーツが、社会にコミットする方法を、真剣に考えてみないかーー。為末のその呼びかけに多くのアスリートが賛同し、いま動き出している。
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4月19日の夜、約40名のアスリートが集まり、熱心な議論を繰り広げていた。"アスリートソサエティ"と称する様々な競技活動を行う選手たちの自主団体が昨年夏より定期的に開いてきた勉強会「アスリートデイ」、第4回目の会合である。この日、議論は「今、選手ができること」をテーマに行われた。「今」とは言うまでもなく、「アフター3.11」のことである。毎回一つのテーマの元、選手たちだけで議論を重ね、その場での結論を導き出す。アスリートとしての立場やスポーツ活動の環境などを、自分たちで考えて議論し行動することこそが、この団体における最も重要なポイントなのだ。

 

400メートル・ハードルのオリンピック・メダリストである為末大はその代表理事であり、自身の経験からこうした団体を組織するに至ったと言う。プロ転向する際、世界有数のトップ・アスリートでありながらスポンサーが見つからなかった。スポンサーなくして選手が高いレベルで競技生活を続けることは困難である。だが、現実は現実。スポンサーなくして選手が競技を続けていく術は、選手自身がもっと真剣に考える必要があるのではないかーー。

 

この日、各グループによる討論の結果発表の後、最後に、アスリートソサエティが新たに立ち上げたプロジェクト「TEAM JAPAN」の構想が発表された。そして、ロゴと並びプロジェクター投影されたのが「今度はボクらが応援する番だ。」というキャッチコピー。為末が思い描いたアスリート自立への道は、次のステージへと着実に進んでいる。

 

第5回 アスリートデイ

日時:2011年6月15日(水) 18時30分開始(18時15分受付開始) / 21時45分終了予定

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター ※部屋番号は後日掲載

東京都渋谷区代々木神園町3-1

(小田急線 参宮橋駅下車 徒歩約7分) http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

会費:アスリート:2,000円 / 一般関係者:3,000円

参加対象:アスリート40名

主催:一般社団法人アスリートソサエティ 後援:未定

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