Profile 051 ROSTARR 
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ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアーティストのROSTARR。グラフィックデザインの技術とストリートカルチャーからの影響を融合し、独自の作風で制作を続けている。『IKONOCLYSM』と題された個展開催のために来日した彼にインタビューを行った。
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1971年に韓国で生まれたROSTARRは、80年代に海の向こうから届くヒップホップ・カルチャーに魅せられた。「ヒップホップが生まれたところだし、ブレイクダンスもグラフィティもすべてがそこから始まった。早くヒップホップが生まれた土地の現実を自分の目で見たいと思っていたし、NYに向かったのは自然なことだった」

カレッジでグラフィックデザインを学び、90年代から自分の表現を模索する中で手に入れた手法が、“Graphysics”だ。図形としての文字を絵画的なイメージとして立ち上らせる。やがて注目を集めると、ナイキのキャンペーン広告やアップル製品の関連商品デザインなども行うようになる。

「クライアントとの仕事というのは、ある問題を解決する意識で進められる。相手が何を望んでいるのかをよくヒアリングし、そこに応えるために自分が制作をする。つまりは、決められた条件の中で、クリエイションによって問題を解決する試みがある。だが自分の作品制作のときには、自分の感覚だけに従えばいい。クライアントと一緒に解決するという制作にもやりがいはあるが、モチベーションや制作プロセスはずいぶん違うよ」

近作としては、《Kill the Ego》という映像作品をサウンドアーティストのSoundwalkと手がけた。ツインタワーが崩れ落ちる音や子供の遊び声などのNYで録音された音と、ROSTARRがイメージするNYのビジュアルとが融合し、コラボレーションによって立体的にNYが表現された。メディアもフィールドも限定することなく進化を続けるROSTARRに注目し続けたい。

 

http://rostarr.com/

 

 

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