Profile 046 Carl Craig 
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デトロイト・テクノシーンの第2世代として登場し、自らのレーベル“Planet E”も2011年で20周年を迎えた カール・クレイグ。メランコリックなメロディや重層的な音使い、ジャズやファンクからクラシックまでのエッセンスを取り入れ、独自の音楽表現が人々を魅了し続ける。
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「子供のころに、兄や姉とチャンネルを奪い合って聞いていたラジオの影響がものすごく大きい。よく若い子は、例えば自分の好きな音楽はロック、などと決めてしまいがちで、そうすると他の音楽を聞かなくなることが多い。だけど私は、そうやって壁を作ってしまうことがイヤだった。プリンスに憧れて兄貴が持っていたギターを弾き始めたけど、プリンスっぽい音だけを弾いて、プリンスっぽい音だけを作ろうとしたらダメだと思っていた。そう思わせてくれるぐらいに、デトロイトのラジオ局は本当に多様な音楽をかけていたんだ」

70年代にデトロイトで幼少期を送ったカール・クレイグは、モータウンでいえば、マーヴィン・ゲイやスティービー・ワンダーが歌っていたような「少しダークなカッコいい感じの曲」が好きだったり、自分の好みはあったが、趣味を限定してしまうことはなかったという。

確実に定着しつつある冬の大型ダンスミュージックフェスティバル「WOMB ADVENTURE'11」への出演のために来日していた彼へのインタビュー中には、よく聞いていたミュージシャンたちの名前が多数挙げられた。ギル・スコット・ヘロン、ピーター・フランプトン、ジャクソン5、パーラメント・ファンカデリック、ハービー・ハンコック、マイルス・デイビス・・・あまりに多彩だ。

そうした幅広い音楽と自由に接してきたことによって、カール・クレイグならではの音が次々に生み出されてきた。そして、リリースのタイミングは未定だが、これまでにデリック・メイやフランソワ・K、ジャイルス・ピーターソンの作品が話題を呼んできた“Heartbeat”のミックスCDシリーズへの参加も決まっている。

「一般的にいうところのミックスCDの制作だけど、自分の感覚としては、広い範囲から好きな曲をセレクトして、音のコラージュを完成させたいと思っている。いつでも自分のアイデアを新しい音楽に仕上げたいと考えているから、このコラージュ作品にもオリジナルのテイストが生まれるはずだ」

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